青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科 研究科案内 2024
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17けることができました。そして、複数の講義を受講する中で、特に多くの学びを得ることができた講義が、必修科目である「職業倫理」です。入学当初は、まさか会計の専門大学院で倫理について勉強することになるとは考えもしていませんでしたが、様々な角度から倫理観について検討し、時には他の学生とのディスカッションを交えて真剣に倫理と向き合うことで、会計プロフェッションとして不可欠な素養に磨きをかけることができました。このように、資格の勉強だけでは決して習得することのできない多くの学びを得ることができる点が、本研究科の大きな特長であると思います。目や税理士試験に関係する科目を履修しました。 教科の学習以外では、働きながら学ぶ社会人の同級生やOB/OGとの交流があり、会計・税務の業界で情報交換ができる仲間や「税」について語り合える同級生と出会い、お互いに励ましながら苦労と喜びを共有しました。このような機会は、GSPAに所属していなければ得られない経験でした。 在学中に、税理士試験の会計科目に合格し、現在はBig4の税理士法人に籍を置いて、インバウンドを中心として、日本の消費税法を英語で説明するアドバイザリー業務に従事しています。今後も、GSPAで得た経験を活かし、グローバルに活躍できる会計人を目指していきたいと思います。2021年3月修了/2020年USCPA全科目合格/太陽有限責任監査法人勤務GSPAでの学びや多くの方々の支えあって、会計士としての第一歩を踏み出すことができました 私は、得意の英語を活かしてUSCPAの全科目合格を目標として、本研究科で一から会計や監査について勉強を始めると共に、本研究科が無料で提供するUSCPA講座を受講しました。 本研究科では、会計に関する基本科目の受講により理論の基盤をしっかりと習得しつつ、少人数制のゼミや双方向型の講義を通じて能動的に講義に取り組んだことで、資格試験の勉強だけでは育むことの難しい、「考える力」を養うことができました。また、社会人として働きながら勉学に励む方とのコミュニケーションや、エクスターンシップ等の機会を通じて実務の世界にも目を向けることで、机上の理論に留まらない生きた知識を身に付グローバルに活躍するための武器-USCPAへの挑戦 私は、会計・税務専門職としてのキャリアアップを目指し、特に「国際人の養成」という特色に魅力を感じてGSPAに入学しました。入学後、グローバルに活躍できる会計プロフェッショナルになりたいという目標から、研究科が提供しているUSCPA講座を受講しました。 在学中は、パンデミックの影響で一時期リモート授業となりましたが、少人数演習や研究指導を通じてゼミの先生方からしっかりアドバイスをいただき、周りの同級生から日々刺激を受けながら修士論文の執筆を進めていました。1年次は、必修科目である租税法総論や税務会計で税務と会計の基礎的な知識を習得しつつ、資格の勉強に取り組んでいました。1年次にUSCPA全科目合格後、2年次は修士論文の執筆を優先し、興味のある科2022年3月修了/2020年USCPA全科目合格(ワシントン州ライセンス取得)/デロイトトーマツ税理士法人USCPA(米国公認会計士)荒舩 雅史Masafumi…ArafuneUSCPA(米国公認会計士)寺田 和雄Kazuo…Terada

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