青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科案内2016
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14GSPA 2016Message合格者の声公認会計士 私は大学時代から公認会計士試験合格のために勉強していましたが、試験合格という目先のことにとらわれすぎた結果、会計の基礎知識が不十分でした。そのことに危機感を覚え、実務経験の豊富な先生方のもとで、基本的な考え方や将来を見据えた知識の習得を強く希望し、本研究科に入学しました。 本研究科では、豊富なカリキュラムがあるため、自分次第で様々な知識、能力を身につけられると思います。私は会計士試験科目を多く受講しました。 本研究科の双方向の講義や授業内テストでは、先生方からの質問に対し、意図を読み取るとともに、論理的に回答する力が求められます。これは、会計士試験さらには会計の専門家として求められる非常に重要な能力だと思います。本研究科での授業を通して、会計を取り巻く関連学問について知識を習得するだけでなく、自主的に探究していく姿勢の大切さを学びました。そして、なぜ?と考えながら学習を進めていったことが、会計士試験合格に結びついたと思います。 また、本研究科では少人数制のゼミがあり、先生方との距離が近い点も特徴です。時には叱咤激励していただき、試験合格の後押しをしていただいたことも、本当に感謝しています。 ぜひ、本研究科での出会いを大切にし、周囲と切磋琢磨しながら自分の思い描く将来像や目標に向かって、貪欲に学んでほしいと思います。少人数制のゼミで、教師との距離が近く叱咤激励をもらったことが合格に結びついた水久保 茜Akane MIZUKUBO2014年3月修了 2015年公認会計士試験合格新日本有限責任監査法人 勤務Message ドラッカー著『非営利組織の経営』最終章に、畏友ジョシュアについての挿話があります。ジョシュアは長年にわたる布教活動で大きな成果を上げた後大学に転じ、若い学生達の育成に力を発揮。晩年には再び新たな使命を見出し、退職者コミュニティでの活動に精力を注入したそうです。ドラッカーは、その挿話を引き合いに、人生において「自己開発」を継続することの重要性を説いています。 私も金融機関での長年の勤務を経たのち転職を経験し、自らのキャリアを問う中で再び学び直す必要を感じていました。その時、本研究科の存在を知り、進むべき道はこれだと進学を決意しました。大学院では、地方自治体の公会計公監査を研究テーマとするとともに、会計・監査に加え民法・会社法・税法など幅広い分野を学びました。すべての講義は一流の研究者と実務家の先生方によって行われ興味が尽きず、履修上限まで受講した上、修了後に科目履修を追加したほどです。 同時に、公認会計士資格取得は「自己開発」継続そのものであると気づき、公認会計士試験に挑戦することとしました。本研究科では専門学校との提携による受験対策プログラムや、修了生が修了後も自習室を利用可能であることなど、受験者を支える手厚い環境が用意されています。そのおかげで、数度の挑戦を経て、何とか合格することができました。そして、今は次のステージに移る時であると。社会人にこそ勧めたい専門職大学院での学びと公認会計士試験挑戦平 光正Mitsumasa TAIRA2013年3月修了 2015年公認会計士試験合格シンクタンク 勤務(非常勤)Message

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