公認会計士とは?
公認会計士とは? -監査と会計の専門家です
公認会計士とは、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図る職業です。グローバル化が急速に進む日本経済の健全な発展のために、監査人、コンサルタント、組織内会計士など、経済社会の様々な局面で、極めて重要な役割を果たすべく幅広く活躍しています。公認会計士は、高度な専門知識を活かし、多様なニーズに応じて専門的な始点から株式公開支援、M&A、組織再編などにおいて助言・指導を行っています。また、金融・資本市場のグローバル化、企業の海外展開等に伴い、活動のフィールドは世界に広がっています。
このほか、税理士登録を行うことにより、税務業務を行うことができます。
公認会計士となるには?
公認会計士となるには、公認会計士試験(短答式試験及び論文式試験)に合格した後、2年以上の実務経験と実務補習の後、登録することが必要となります。
公認会計士試験は、まず年に2回実施される短答式試験(第1回12月上旬、第2回5月下旬)に合格した後、年に1回実施される論文式試験(8月中下旬)に合格する必要があります。短答式試験の試験科目は財務会計論、管理会計論、監査論、企業法の4科目、論文式試験の試験科目は4科目の必須科目(会計学、監査論、企業法、租税法)と選択科目1科目(経営学、経済学、民法、統計学のうち1科目を選択)となります。
短答式試験合格者は、翌年及び翌々年の2年間、短答式試験の免除を受けることができます。また論文式試験で不合格になった場合でも相当の成績を得た科目については、翌年及び翌々年の2年間、当該科目の免除を受けることができます。