キャンパスライフ

合格者の声

深い理解と将来へのイメージが
合格に繋がりました

和田 理花 Rika Wada

2023年3月修了/2023年公認会計士試験合格
大手監査法人勤務

Message
 私は、公認会計士試験合格を目標に会計関連の理解を深めるべくGSPAへと進学しました。したがって、GSPAでは主に公認会計士試験に直結するような科目を選択して履修していました。
 私が履修した授業の多くは、学生自身が積極的に発言し授業に参加できるものでした。そのため、必然的に授業に集中することができ、考える習慣が身につきました。また、質問がしやすく疑問点がすぐに解消されるので、効率的に理解を深めることができました。身につけた理解や思考力は、公認会計士論文式試験においても大いに役に立ったと感じております。
 GSPAで、権威である先生方の授業を受けられたことは、とても貴重な経験でした。授業では、進んでメモをとり、後から自分の頭で論理展開を再現できるようにすることで、論理的思考力を養うことができたと思います。
 さらに、エクスターンシップに参加し、監査法人で監査計画の策定を模擬的に体験させていただいたことは、とても印象に残っています。実際に働く公認会計士の方の姿を目の当たりにし監査という仕事のイメージがついたことで、公認会計士になりたいという気持ちが駆り立てられ、試験勉強のモチベーションとなりました。
 私は会計士としてのキャリアのスタートラインにようやく立つことができたところですが、GSPAでの2年間は、間違いなくアドバンテージであると感じています。今後もGSPAでの経験を活かし、信頼される会計士になれるよう日々努力していきたいです。

スタディサプリ(リクルート)の取材記事はこちら
GSPAの学びが導いた
公認会計士試験への挑戦と監査への憧憬

小島 春奈 Haruna Kojima

2019年3月修了/2019年税理士試験合格/2023年公認会計士試験合格
三優監査法人勤務

Message
 当初、私は身近な税の専門家として、クライアントを支援する税理士を目指していました。税理士試験の勉強を通じて租税法を学びつつ、確定決算主義の下では法人税の申告は財務諸表が基礎となるため、会計学を深く勉強したいと思いました。そこで税法と会計の両方を学べる本研究科へ入学しました。入学後、租税法に関する論文を執筆したことで自分の意見を論理的に伝える力を養い、物事を多角的に考える姿勢が身につきました。
 課程では、会計の様々な科目の履修が必要です。職業倫理や監査論の授業を通じて、監査の社会的意義やインフラとしての重要性を学ぶうちに、独立不偏の立場から監査を行うことで資本市場の発展に貢献できる公認会計士の仕事に魅力を感じ、次第に監査の仕事への憧憬に傾倒していきました。また、エクスターンシップでは派遣先の監査法人において、監査の仕事の奥行や法人の雰囲気を知ることができ、モチベーションが高まりました。課程の半ばにして、会計士を目指す不退転の決意を固めていました。
 修了後、科目免除とともに税理士試験の合格を決めてからも、会計士試験の勉強を継続しました。論文式試験は特に管理会計の分野で挫折感を味わいましたが、そのたびに監査への憧れを胸に乗り越え、晴れて合格に届くことができました。合格後、エクスターンシップの縁で派遣先の法人に就職でき、自身の希望が叶いました。これからは、本研究科で学んだ、高い倫理観と職業的専門家としての心構えを自覚し、社会に貢献できる会計プロフェッションとして活躍していく所存です。
GSPAでの学びと科目合格による
転職の実現

前川 大地 Daichi Maekawa

2022年3月修了/税理士試験合格
PwC税理士法人勤務

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 私は、以前生命保険会社にて経理業務に携わっておりましたが、業務を行う中で税務知識の不足を感じたため、税務・会計の専門的な知識を身につけたいと考え、本研究科への進学を決意しました。
 GSPAでは、1年次は必修科目を中心に履修し、2年次は主に修士論文の執筆と自身の興味のある科目の履修を行いました。私は税務の実務経験がなかったため、税法に関する講義を中心に履修しました。特に印象に残っているのは、判例や事例に基づきディスカッション形式で行う演習です。課税訴訟の判決文を読み込んで論点を整理した上で自身の意見を述べ、先生や同級生のフィードバックを受けることによって、それぞれの判決の深い理解につながりました。これらのプロセスは、修士論文の執筆に大いに役立ちました。
 実際の修士論文の執筆では、定期的に先生にコメントをいただきながら進めました。直接的に判決の考察を行うだけでなく、関連する条文の立法趣旨の確認や、解釈を丁寧に行うことで、課題の明確化や具体的な提案に至ることができたと思います。
 在学中に科目合格したことを機に、意を決して転職活動を行い、現在は税理士法人に勤務しています。在学中に得た税務・会計知識はもちろんのこと、あらゆる角度から検討して判断を行うプロセスは、実務でも欠かすことができないものになっています。今後もGSPAで培った税務・会計に関する知識や多元的な視角から論理的に思考する判断力を生かし、自身の専門性をより高め、クライアントから信頼される会計プロフェッションになっていきたいと考えております。
GSPAでの学びや多くの方々の支えあって、
会計士としての第一歩を踏み出すことができました

荒舩 雅史 Masafumi Arafune

2021年3月修了/2020年USCPA全科目合格
太陽有限責任監査法人勤務

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 私は、得意の英語を活かしてUSCPAの全科目合格を目標として、本研究科で一から会計や監査について勉強を始めると共に、本研究科が無料で提供するUSCPA講座を受講しました。
 本研究科では、会計に関する基本科目の受講により理論の基盤をしっかりと習得しつつ、少人数制のゼミや双方向型の講義を通じて能動的に講義に取り組んだことで、資格試験の勉強だけでは育むことの難しい、「考える力」を養うことができました。また、社会人として働きながら勉学に励む方とのコミュニケーションや、エクスターンシップ等の機会を通じて実務の世界にも目を向けることで、机上の理論に留まらない生きた知識を身に付けることができました。そして、複数の講義を受講する中で、特に多くの学びを得ることができた講義が、必修科目である「職業倫理」です。入学当初は、まさか会計の専門大学院で倫理について勉強することになるとは考えもしていませんでしたが、様々な角度から倫理観について検討し、時には他の学生とのディスカッションを交えて真剣に倫理と向き合うことで、会計プロフェッションとして不可欠な素養に磨きをかけることができました。このように、資格の勉強だけでは決して習得することのできない多くの学びを得ることができる点が、本研究科の大きな特長であると思います。
グローバルに活躍するための武器-
USCPAへの挑戦

寺田 和雄 Kazuo Terada

2022年3月修了/2020年USCPA全科目合格(ワシントン州ライセンス取得)
デロイトトーマツ税理士法人

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 私は、会計・税務専門職としてのキャリアアップを目指し、特に「国際人の養成」という特色に魅力を感じてGSPAに入学しました。入学後、グローバルに活躍できる会計プロフェッショナルになりたいという目標から、研究科が提供しているUSCPA講座を受講しました。
 在学中は、パンデミックの影響で一時期リモート授業となりましたが、少人数演習や研究指導を通じてゼミの先生方からしっかりアドバイスをいただき、周りの同級生から日々刺激を受けながら修士論文の執筆を進めていました。1年次は、必修科目である租税法総論や税務会計で税務と会計の基礎的な知識を習得しつつ、資格の勉強に取り組んでいました。1年次にUSCPA全科目合格後、2年次は修士論文の執筆を優先し、興味のある科目や税理士試験に関係する科目を履修しました。
 教科の学習以外では、働きながら学ぶ社会人の同級生やOB/OGとの交流があり、会計・税務の業界で情報交換ができる仲間や「税」について語り合える同級生と出会い、お互いに励ましながら苦労と喜びを共有しました。このような機会は、GSPAに所属していなければ得られない経験でした。
 在学中に、税理士試験の会計科目に合格し、現在はBig4の税理士法人に籍を置いて、インバウンドを中心として、日本の消費税法を英語で説明するアドバイザリー業務に従事しています。今後も、GSPAで得た経験を活かし、グローバルに活躍できる会計人を目指していきたいと思います。
学びの機会が溢れる贅沢な環境で、
将来のビジョンを描けるようになりました

大園 直弥 Naoya Ozono

2021年3月修了 2021年公認会計士試験合格
有限責任 あずさ監査法人勤務

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 私は、公認会計士試験の勉強を始めた頃、本研究科への入学を決めました。会計士試験の合格を目指す方は、大学院への進学に躊躇するかもしれません。私も入学前は勉強時間を確保できるか不安でしたが、今は本研究科での学びが合格に直接役立ったと確信しています。
 論文式試験の答案を記述するためには、制度の趣旨や背景、全体像などの深い理解が必要です。その点、「考える会計学。」を掲げる本研究科の講義では、試験合格に必要な理解の土台を習得することができました。私が会計学・監査論・企業法といった科目を得意にできたのは、本研究科の講義を受けたからこそだと思います。
 もちろん、在学中に学んだことは試験勉強の範疇に止まりません。本研究科では、各分野で著名な教授や、監査法人で何十年もの経験を積んだ実務家の先生の講義やゼミを数多く受けられただけでなく、ときには講義の後などに何度も質問に伺うこともありました。また、エクスターンシップに参加して、実務の最前線で働く公認会計士の方々から専門家として必要な資質や考え方を直接学ぶことができました。
 このように、第一線で活躍する多様な分野の専門家の方々と、日常的に近い距離で接する機会に恵まれたことで視野が広がると共に、将来の選択肢が明瞭になり、「どんな公認会計士になりたいか」を考えることができました。
 私は今、キャリアの第一歩を踏み出したばかりですが、本研究科でお世話になった多くの先生方を目標に、高い専門知識と倫理観を持って社会に貢献する会計プロフェッションに成長したいと思います。
GSPAのリソースを最大限利用し、
様々な学びを経験し課題解決力を養った2年間

山口 祥子 Shoko Yamaguchi

2021年3月修了 2021年11月税理士試験全科目合格
外資系税理士法人勤務

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 私が税理士を目指したのは、簿記2級取得がきっかけです。短期間で資格取得することを目指していた私が、GSPA進学を決めたのは、「考える会計学。」というコンセプトです。専門的かつ実践的な知識と実務で活かせる「考える」力を身に付けたいと思いました。
 会計2科目を取得後、GSPAに入学し、在学中に法人税法に合格しました。ゼミの授業では様々な判例や条文を読み議論を交わしながら、資格試験のための暗記中心の勉強とは全く異なるアプローチで、税法の理解を深めることができました。将来国際的な業務に携わりたいと思い、論文のテーマは国際税務の分野から選びました。税理士が扱う税法の範囲は幅広く改正も多いため、常に知識の補充と更新が必要になります。修学中に、一つの税法に集中して、自ら調べ考察を深めながら理解に到達した経験は、現在の業務にも役立っています。
 また、GSPAでは税務だけでなく、監査・管理会計・財務会計・経営・会社法等、多様な分野で学びを経験できます。大法人の申告や税務コンサルティングの業務の中で、税務の観点からだけでは、付加価値のあるアドバイスをクライアントに提供できないと痛感します。GSPAで身に付けた知識を武器に、企業を取り巻く事業環境に対する視点を拡げ、課題を解決する考察力を磨くことで、私自身が専門性を高め、クライアントとより親密な信頼関係を築くことができると確信しています。
 GSPAには自習室・ロッカーが完備されています。そこで、同じ会計プロフェッションを目指す仲間と励まし合い、切磋琢磨できたことは、資格勉強の大きな支えとなりました。今でも連絡を取り合い、仲間たちの活躍に刺激をもらっています。

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