GSPA応援団

就職活動インタビュー

感謝が目に見える仕事に魅力を感じ、税理士を目指す

菅原颯斗さん 大手税理士法人に内定
2025年3月修了

GSPAで学ぶ中で、培った知識を最大限に活かせる環境で働きたいと思うように

税理士は、顧問先の経営者や個人の依頼者などの「人」と接する機会が多い職業です。目の前にいる人の役に立てているという実感が持てる点に魅力を感じ、税理士を目指すようになりました。また、若手が少なく希少性が高いと感じた点も動機のひとつでした。
GSPAの税務マネジメントコースに通うほとんどの学生が、税理士の資格取得を目指して日々真剣に学んでいます。学生同士で教え合ったり情報を共有したりしながら、共に同じ目標に向けて切磋琢磨しあえる環境がありました。
GSPAでの幅広い学習を通して、求められる税務知識やレベルが高くスキルを磨くことができる環境で税理士として学んだことを活かしたいと考えるようになり、将来の選択肢が広がりました。

GSPAのつながりがきっかけで大手税理士法人へ

就職活動を始めたのは、税理士試験が終わった8月です。予備校で税理士法人や会計事務所などが参加する合同就職説明会が行われ、そこに参加したのが始まりです。
就職活動中、 GSPAで修了生も参加できる消費税法の講義を通して修了生の方とご縁をいただき、その方が勤務されている税理士法人の採用担当の方につないでいただくことができました。
修了生の方が勤務されていたのは、国際税務なども広く手がけている事務所です。国際税務は大学の頃から深く学んでいた分野でもあり、将来は税理士として国際税務を取り扱ってみたいという思いがありました。こうした背景があったことから、紹介いただいた税理士法人の面接を受けさせていただくことに。その後無事に就職の内定をいただき、春から勤務することが決まっています。

在学中に税理士試験に科目合格していたことが内定に直結

就活を始めたのは2年生の8月からでしたが、就活そのものよりも、在学中に税理士試験に合格することに力を入れていました。私は大学在学中から税理士試験を受験していたのですが、学部生のうちは合格に結びつけることができませんでした。そこでGSPAでは1年次で簿記論と財務諸表論の試験に合格し、2年次で消費税法の試験に合格することを目標としていました。在学中に3科目合格し、さらにGSPAで科目免除制度を使うことができれば、全科目合格を得られます。学業との両立はハードで、計画通りにはいかないかもしれないと不安になったこともありましたが、無事に3科目合格することができました。今回私が大手税理士法人から内定をいただけたのは、税理士試験に科目合格していたことが大きな要素だったのではないかと考えています。

在学中に税理士試験に合格するためには、1年生の前期の過ごし方が重要

GSPAは単位数も多く、税務以外にも職業倫理や監査論なども必修です。また前期は7月末まで試験が続くため、税理士試験の追い込みの時期に試験勉強ができないというジレンマにも悩まされました。体感として、定期試験前1~2週間はほとんどGSPAの学習にかかりきりになっていました。
必修科目の中には1年次に取っておかないと2年で卒業できないものもあるため、単位を落としてしまうと後々卒業が厳しくなってしまいます。私は何としても2年で修了と税理士資格取得をすると決めていたので、とにかく乗り切るしかありませんでした。
GSPAと試験勉強の両立は精神的にも負担が大きく、私自身「1年の夏に会計科目を合格するのは難しいかもしれない」と諦めそうになったこともありました。しかし、GSPAには科目試験の内容について質問できる環境が整っていたこと、同じ目標に向かって真剣に取り組む人に囲まれて刺激を受け続けられる環境があったこと、何より就職につながったことを考えると、GSPAに通ったことはやはり正解だったと思っています。

GSPAが持つ「つながり」をぜひ活用してほしい

大学院と税理士試験の両立に近道や王道はなく、とにかく量をこなす、気合いで乗り切る、ということに尽きるといっても過言ではありません。特にGSPAは1年生の前期がかなりハードなので、「今年は科目合格は諦めよう」という気持ちが生まれてしまうこともあるかもしれません。
ただ、確かに大変ではありますが、不可能ではありません。何より、GSPAには大きな強みがあります。大手税理士法人への就職をはじめ、税理士として実務の現場で活躍されている方が多いことです。この横のつながりに加えて、第一線で活躍されている税理士の方が講師としてGSPAに来られることも多く、縦のつながりも強固です。
これからGSPAに入学される方には、こうした恵まれた環境を最大限活かして自分の描ける最高のキャリアを手に入れてほしいと願っています。