キャリアデザイン・コース2年制
コース概要
本コースは、学部を卒業したフルタイムの学生の方や社会人の方に幅広く受講いただく標準的なコースです。2年間の設定ですので、会計の知識の習得や資格取得(公認会計士、税理士、USCPAなど)によるキャリアアップなど、目的に応じた多様な科目の選択が可能です。
本コースは、会計専門職にとって必須となる職業倫理、財務会計、管理会計、監査論の科目を必修科目とし、特定の課題やテーマについて少人数で発表し討議し合う「演習」(ゼミ)を中心に位置づけています。また、自らの研究テーマを追究し、研究の成果を修士論文としてまとめることができます。そのために「研究指導」の授業を設け、研究の方針作りや指導・助言など充実した研究支援を行っています。これらの講義、演習や調査・研究を通じて、会計専門職として必要な「考える会計学」を身に付けることができます。
なお、本コースで修士論文を選択し修士号を取得することにより、税理士試験の科目免除(税法、会計学)を国税庁に申請する要件を満たすことができます。また、公認会計士試験の短答式試験の免除資格を得ることも可能です。
対象者
・学部を卒業したフルタイム学生の方
・社会人の方
設置プログラム
必修科目 (両プログラム共通) |
会計監査プログラムプログラム選択必修科目 | 税務マネジメント プログラムプログラム選択必修科目 |
選択科目(両コース共通) |
---|---|---|---|
職業倫理 | 会計基準Ⅰ | 租税法総論 |
・必修科目及び所属プログラム選択必修科目として修得した以外の科目 ・本学国際マネジメント研究科および法学研究科ビジネス法務専攻の指定科目 |
財務会計Ⅰ | 財務分析Ⅰ | 法人税法Ⅰ | |
財務会計Ⅱ | 監査論Ⅱ | 所得税法 | |
税務会計 | 会計士実務 | 財務管理Ⅰ | |
管理会計Ⅰ | 監査事例研究Ⅰ・Ⅱのうち、いずれか1科目 | 租税法事例研究Ⅰ・Ⅱのうち、いずれか1科目 | |
管理会計Ⅱ | 財務諸表 | ||
監査論Ⅰ | アドバンス会計Ⅰ | ||
企業法総論 | アドバンス会計Ⅱ | ||
演習Ⅰ~Ⅳ | アドバンス会計Ⅲ | ||
修士論文(2単位) | |||
研究指導Ⅰ~Ⅳ(8単位) |
開講時間
昼夜開講
修了要件

※1 修士論文審査に合格して入学した場合:研究指導 8単位+修士論文2単位が必修(入学後に変更不可)。
選択科目は6単位。
※2 本学国際マネジメント研究科および法学研究科ビジネス法務専攻の指定科目の中から選択可能
「職業倫理」、「財務会計Ⅰ・Ⅱ」、「税務会計」、「管理会計Ⅰ・Ⅱ」、「監査論Ⅰ」、「企業法総論」、「演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」
会計監査プログラムまたは税務マネジメントプログラムの「プログラム選択必修」の中から計10単位以上
本研究科配置科目および他研究科(国際マネジメント研究科、法学研究科ビジネス法務専攻)配置科目※の中から8科目(16単位)以上を選択履修
※国際マネジメント研究科開講科目のうち当該研究科が指定する科目の中から4単位、法学研究科ビジネス法務選専攻開講科目のうち、当該研究科が指定する科目の中から6単位以内、合計6単位以内(上限)を選択科目に算入できます。
修業年限
2年
授与学位
会計監査修士(専門職)または税務マネジメント修士(専門職)
特徴
・会計または税務を中心とした目的別のプログラムを設定
・各プログラムの修了者には、それぞれの学位を授与
・企業法を除く公認会計士短答式試験科目免除に対応
・修士論文の作成により税理士試験科目免除(会計1科目又は税法2科目)に対応
・ひとつのプログラムを修了後、別のプログラムに再入学することが可能(修士入学制度について)。再入学後に、一定の成績要件を満たすことで短期(最短1年)での修了が可能
・資格取得のための各種課外講座も充実(公認会計士試験対策講座・税理士試験対策講座・USCPA対策講座)
学費
3,140,000円(入学金と諸経費を含む。)
内訳:1年目1,730,000円、2年目1,410,000円
目指す職業
- ●公認会計士
- ●税理士
- ●USCPA
-
●その他の会計専門職
・国税専門官等の公務員
・経営・財務コンサルタント
・経理担当者
・IR担当者
・経営企画担当者など